1978年の測定ツール
RSIを段階計算
Gain=max(Close_t−Close_prev,0)、Loss=max(Close_prev−Close_t,0)。14期間の初期平均後は(13×前回+今回)/14、RS=AvgGain/AvgLoss、RSI=100−100/(1+RS)。[4]
AvgGain=1、AvgLoss=0.5ならRS=2、RSI=66.67。次が+2ならAvgGain=1.0714、AvgLoss=0.4643、RSI≈69.77。70/30はゾーンで自動売買命令ではない。
TRとATRは距離を測る
TR=max(H−L,|H−Cprev|,|L−Cprev|)。H=105、L=101、Cprev=99ならmax(4,6,2)=6。ATRprev=4、TR=6なら(13×4+6)/14=4.14。[5]
現代例でATR=$2、2×ATR=$4、現金リスク$500ならfloor(500/4)=125株。コストとギャップ前の教育例で、Wilderの原型エントリーではない。
ADX/DMIは方向と強さを分離
+DI>−DIは正方向優勢、−DI>+DIは負方向優勢。ADXは方向を示さず強さを測る。>25、<20、20〜25という帯は実務慣行で保証スイッチではない。[6]
パラボリックSAR
SARnext=SAR+AF×(EP−SAR)。AFは0.02開始、新EPごとに0.02増加、上限0.20。SAR=96、EP=105、AF=0.04なら96.36。[7]
トレンドでは追随できるが、レンジでは反転を繰り返して往復損失になり得る。
チャート手順と限界
価格構造とDIで方向、ADXで環境、RSIでモメンタム、ATRで距離とサイズ、SARで追随という順に役割を一つずつ割り当てる。
RSI>70だけで売る、ATRで方向予測、ADX>25を上昇と読む、レンジでSARを機械的に使うのは誤り。全て遅れや失敗があり、将来や利益を保証しない。
教材図












用語集
- RSI
- 平均上昇幅と平均下落幅から作る0〜100のモメンタム指標。
- True Range
- 日中値幅とギャップを含む二つの値幅の最大値。
- ATR
- True Rangeの平滑平均。方向を持たない変動幅。
- ADX
- 方向性変動の強さ。上昇か下落かは示さない。
- +DI / −DI
- 上方向と下方向を比較するDirectional Movement線。
- Parabolic SAR
- AFとEPを使うトレンド追随型のstop-and-reverse水準。
よくある質問
RSIが70超なら自動的に売り?
いいえ。強いトレンドでは70超が続く。文脈として使う。
ATRは方向を示す?
いいえ。変動幅だけを測る。
ADXは何を測る?
トレンドの強さ。方向は+DI/−DIで見る。
125株の例はWilderのエントリー規則?
いいえ。現代的なリスクサイズ例である。
出典
- CMT Association interview with J. Welles Wilder Jr. — cmtassociation.org
- J. Welles Wilder Jr. obituary — www.dignitymemorial.com
- WorldCat: New Concepts in Technical Trading Systems — search.worldcat.org
- Fidelity: Relative Strength Index — www.fidelity.com
- Fidelity: Average True Range — www.fidelity.com
- Fidelity: Average Directional Index — www.fidelity.com
- Fidelity: Parabolic SAR — www.fidelity.com
教育目的の内容です。投資助言でも、成果の保証でもありません。
